世界で活躍するB-BOY Shadeが伝えたいこと

2015年12月 
DANCE@LIVE 2016 BREAK KANTO vol.3 
ジャッジ後 NVS独占インタビュー

ネットビジョンシステムズ(以下N) 
SHADE(以下S)

☆スポンサー契約を終えて感じた事☆

NVS「改めまして本日はよろしくお願いいたします。NVSとスポンサーの契約をしてひと月が経ちましたが、いかがでしょうか。」

SHADE「スポンサーについては、まだグッズなどが出来ておらず、自分自身は今までとやる事は変わっていないので、実感は薄いですね。 
しかし色々なイベントに行くたびに、他のダンサーから祝福をうけています。 
昔、習っていたクラシックバレエの先生から Facebookを見たとお祝いのお言葉を頂いたのはうれしかったですね。 
周囲の反応は凄く良いです。応援してくれる人が増えたというのは感じます。 」

☆世界大会(FreeStyleSession)に参加してみて☆

N「世界大会 FreeStyleSessionに日本代表として出場してどうでしたか。 」

S「やる事はいつもと変わらないので緊張とかはなかったです。いつもと同じくやれる事をやるだけ、という気持ちでした。 
実際バトルでも、自分をしっかり出せたので良かったです。 
1回戦の相手が世界でも活躍するMorris(アメリカ)という相手で、負けてしまいましたが、ジャッジの評価も3対2と割れていたので手応えは感じました。 
その結果を見て、まだまだこれからだなと。」

N「世界との距離が縮まってきているという事ですか。 」

S「そうですね。日本人が海外で結果を残すのは最近よくあることで、実際今大会の3on3の部門では日本人のチームが準優勝しましたことからも、日本人が世界的に見てもレベルが上がってきているので世界とも渡り合えると思っています。日本のバトルに勝って、代表になって世界に行くというのも良いのと思うのですが、自費で海外に行って結果残して名前を売るとか今の時代のひとつのあり方ですね。 
日本のバトルには日本の良さがありますが、それだけにこだわる必要はないと思います。 
世界のダンサーと戦いたいなら自分で乗り込むべき。世界大会に出たことでそのようなマインドが開けたように思います。 
そこに気づくか気づかないかで全然違うと思いますし、自分はやっとそのスタート地点に、つまり今回の経験で世界のダンサーたちと戦う所に立てたと感じました。

☆若い世代に伝えたい事☆

「若い世代に伝えたい事はありますか。 
またはSHADEさんが10代だった頃に、もっとこうしておけば良かったという事はありますか。」

「自分も学生時代に、下の世代にバトルに出ろと言っていましたが、今振り返ってみると自分自身もそこまで学生時代に沢山バトルに出ていたかというとそうではなかったですね。 
だから自分は遅咲きの方だと思っています。自分が活躍し始めたのは、大学を卒業して今のチーム(ARIYA)に入ってからですし。 
周りのB-BOYにも自分は、急に出てきたなという印象を持たれているようです。 
十代のうちにもっと色々外に出ていたら、今の環境も少し違ったかもしれませんが、でも現在うまくやれているから満足はしています。 
ただ、もっと早く結果を出したいと思っている人は、学生のうちから外に出てやるしかないのかなと思います。」

N「学生時代に群馬県の大学生ダンス連盟(Make A Chain)の代表など、特殊な経験を積んでいるかと思いますが、それについてはいかがでしょうか。」

S「群馬という地方でやっていたので、特殊な経験を積むことができた事は強みになっているかと思います。」

N「今のShadeさんのストイックさは、そこで養われたものですか?」

S「ストイックさは、幼少の頃からやっていたクラシックバレエの影響が大きいと思います。 
クラシックバレエで反復練習の大切さを叩き込まれました。その地道な練習を行う事で、地方でやっていても折れずに、ここまで続けてこられたんだと思います。」

N「早いうちに外の世界に出た方がいいという話と、下積みを積むことが大事という話は一見遠いように見えますが、どちらも大切にした方がいいという事ですね。」

S「単純に練習時間を増やす事が大切だと思います。サークルに所属していた頃は誰よりも練習を時間をとっていましたし、そう言った事を踏まえて、今の若い子たちに伝えたい事とすれば、色々考えても仕方ないから 
とりあえず動け!怖れるな動け!ですね。自分が最近、色々な所に呼ばれてジャッジをするようになったのも、自分から動くようになってからです。

結果がついてこないと外に出続けるのは苦しいかもしれないですが、bboyのコミュニティーはダンスのうまい、下手ではなく、一人の人間として付き合ってくれるので、苦しい時も乗り越えて続けて来られました。そういう所がbboying(ブレイクダンス)をやっていてよかったと思う所です。 
今、バトルなどで勝ち上がってきた人たちは、下積みが長かった人たちなので、懐が広く若手の面倒を見てくれる方が多いです。bboyのシーン(環境)は凄く習熟していると思います。」

 

☆これからのダンスシーンについて☆

N「5年前と比べて環境が大きく変わってきていると思うのですが、いかがですか。」

S「自分がダンスを始めた頃は、DVDを観てダンスを練習したり、深夜のテレビ番組で有名なダンスチームを見たりしていました。またダンス情報サイトもHPで検索して、そこにある画像や短い動画を参考にしたり。 
bboyingを始めた頃は、やりたいと思っても教えてくれる人が周りにいなかったし、どうすればいいのかも分からなかったので、動きのマネからしていました。」

N「最近はインターネットを始め情報が溢れていて、勝ち上がるダンサーや有名なムーブをマネをしてしまうので、自分のオリジナルというものを確立するのが難しい様に思うのですが、その点についてはどうお考えですか。」

S「有効活用できるものは利用して、情報を得るとか、流行りに乗るのはいいと思います。それらを参考にして、自分の中で練って使っていくのはいいのかなと。 
そこをうまく吸収して自分に落とし込んでいかないと、バトルに勝っていけないのかなと思います。 
その他にも自分の動画を上げて、全世界に自分のスタイルを見てもらって知名度を上げる、そう言う事も出来るので動画投稿サイトや、SNSは使い方次第だと思いますね。

N「時代の変化とともにダンスの教え方や習い方も変化してくると思うのですが、その点についてはどうお考えですか。」

S「ダンスのワークショップの依頼などいただいて地方に行くことはあります。そうでなくても練習場所で話しかけてもらえれば色々な意見交換もできると思いますし。やはり直接相手と話しながら交流をしたいですね。」

N「IT×ブレイクダンスという他に類を見ない組み合わせでのスポンサー契約ですので、今後ともコラボレーションできる企画を考えていきたいですね。」

 

S「そうですね。よろしくお願いします。」

この度SHADE×NVSコラボTシャツが完成いたしました!
デザインは2種類、サイズはM/Lになります。
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